天主山 2010.9.19
1.
残暑きびしい9月の週末、トリカブトの群生地を目指して、熊本県山都町にある天主山に登ってきました。
8月上旬に登った国見岳とは谷を隔てて隣にあります。
夜中に大分を出発し、途中にある道の駅で車中泊というか、2時間ほど仮眠しました。そこを6時に出発し、鴨猪川沿いの未舗装の林道を車で進んで行くと、数台分の駐車スペースがありました。そこから数分歩くと登山口がありました。
午前7時30分、登山開始。
いきなり登山口からいきなり急登。常用樹林のなか展望ない尾根を直登するのだが、風も吹かず、汗が滝のように流れていく。
2. 天主の舞台。向こうに見えるのが天主山。
1194mのピークにある広場は、天主の舞台という。戦国時代、この一帯にはキリシタンが多くこの山をゼウスの山と呼んでいたのが、「天主山」の由来だそうだ。
ここから一旦、高度を下げてから、山頂目指して再び登りとなる。所々で展望が得られるが、空は霞んでおり、さほどの景色ではない。
標高1400mあたりから石灰岩の露岩が現れて、タンナトリカブトの群生地帯となっていた。
3. トリカブトの群生
素手で触ったり、目に当ったりしないように、トリカブトを掻き分け山頂を目指す。
4. 天主山の山頂
山頂に到着するが、眺めは良くないな〜。簡単に食事をとるが、すぐに体が冷えてきた。10分程滞在しただけで、下山をはじめる。
5-7. タンナトリカブト
8. アケボノソウ
横着せずにマクロレンズを持ってきて良かった〜!
13時30分、無事下山。
9. 登山口から少し離れた駐車場にて。
10. 天主山 鴨猪川コース (クリックで拡大)
( 2010.9.19 ; 天主山 ; E-3 + ZD 14-54 or ZD 50 macro )