根子岳(ねこだけ) 2008.4.30

祖母山系の登山を終えて、高千穂温泉で汗を流し、高千穂神社を散策。

さて、今日は殆ど寝てないので大分に戻るはしんどいなぁ、どこかにテントを張って、明日も山登りだぁ〜!

そこで、何度か使ったことのある阿蘇のキャンプ場に向かいました。テントとシュラフは車に常備しているので、一晩寝るだけなら問題なし。料理する元気はないので(元気があってもしないが)、食料とビールとつまみはコンビニで調達します。

キャンプの夜

1. 古いEPIのバーナーと、BlackDiamondの新製品のLEDランタン

ビールを飲干すと、じきに睡魔に襲われ寝袋に潜り込みました。

午前5時前、夜明け前に目を覚まします。朝の冷え込みもたいしたこと無く、ぐっすり寝ました。

ごそごそとカメラと三脚を探り出し、あたりを散策 ...

阿蘇の夜明け

2. キャンプ場の夜明け

高岳とテント

3. 阿蘇高岳とテント

ここは、根子岳の麓にある鍋の平キャンプ場です。買い物には不便な場所ですが、景色は最高です!

朝露をまとうシジミ

4. 朝露をまとう蝶

この蝶、もしかして、絶滅危惧種オオルリシジミ かも!

朝日を浴びる高岳

5. 朝日を浴びる高岳

カップヌードルの朝食を済ませ、爽やかな朝の空気を満喫していると、、、

見知らぬ人に挨拶され、根子岳の登山口について聞かれました。登山用地図も持たず、バスと徒歩で行くつもりのようなので、それは無茶ですね〜ということになり、一緒に根子岳山頂を目指すことになりました。

上色見登山口

6. 登山口より見る根子岳

午前8時40分、上色見の登山口を出発。ここは、牧場の入り口のゲートの脇を抜けてます。

同行するMさんは、大阪に住んでおり、ロッククライミングを趣味にしているそうです。用事があって九州に来たついでに山登りをしておこう、ということらしいです。

普段はマイペースで写真を撮りながら登るのですが、今回は、頑張って登りました ^^

山麓付近は林を向けるので日陰が多いのですが、高度を上げるにつれ木が少なくなり、日射しが強く感じられてきます。もう、初夏かな〜という感じがします。

天狗峰

7. 根子岳の最高峰、天狗峰

上の写真は、根子岳の最高峰である天狗峰( 標高1433m )ですが、ロッククライミングの技術が必要になります。今回のルートは、大戸尾根を登って、東峰( 標高1408.1m )を目指すことになります。難易度は★(初級者向け)です。北側から登るコースは、上級者向けとなっています。

登山道には、あちこちキスミレが咲いていました。私は既に見飽きていますが、Mさんは嬉しそうに写真を撮っていました ^^

1時間20分弱で、東峰に到着。山頂には、二等三角点があるだけです。

今日は快晴なのですが、ひどく霞がかかっており、くじゅう連山や祖母山は殆ど見ることができませんでした。

根子岳天狗峰

8.

根子岳天狗峰

9.

岩登りをするMさんは、天狗峰に登れるかどうか、考えているのでしょうね。

下山は1時間もかかりませんでした。山麓の牧草地で、寝転んだり、写真を撮ったりして、1時間ほど休憩をしました。

オキナグサ@根子岳

10. オキナグサ

山から離れるのを名残惜しそうにするMさんをキャンプ場まで送ってから、わたしも帰路につきました。

( E-420 + ZD 14-42mm, 40-150mm )

根子岳