祖母傾縦走 ３日目 大障子岩 2013.5.4

（前回からの続き） 1. 池ノ原展望台より 山小屋は快適でぐっすりと眠れました。ちょっと二日酔い気味かな。ゆっくり寝ていたかったけれど、他の登山者は慌ただしく出発の準備をしているので、私も目が覚めてしまいました。 ５時３０分頃、祖母山の九合目小屋を出発。北九州のAさんは、大障子岩方面は歩いたことがないということなので、今回は同行することにしました。九合目のテン場では、行橋のMORIさんに挨拶していきます。 2. 祖母山を振り返る 3. 大障子岩の取付き 4. 5. 大障子岩の山頂 ８時１５分、大障子岩の山頂に到着。 6. 前を歩く、北九州のAさん。 標高１３００m付近の稜線は、アケボノツツジが見頃でした。 7. 満開のアケボノツツジ 前障子の山頂までの道は難所なので、ザックを置いて空荷で向かう。 ９時５５分、前障子の山頂に到着。 8. 前障子の山頂 9. 前障子より。中央が大障子岩、右上が祖母山。昨日今日と、これらの稜線を歩いて来たのだ 前障子分岐まで戻り休憩。あとは、ひたすら上畑の登山口まで下るのみ。 10. 傾山が近くに見えてくると、ゴールは近い 12時２０分、上畑に到着。 祖母傾完全縦走達成！！ ここで３日間をともに歩いた北九州のAさんと握手し分かれました。あとは独りで、車を置いてある九折登山口まで舗装道を歩いて戻りました。 << GPSによる縦走記録 >>

	歩行距離	行動時間	上昇量	下降量
１日目：傾山	9.7 km	６時間２４分	1,510m	606m
２日目：祖母山	18.0 km	９時間４７分	1,636m	1,243m
３日目：大障子	16.0 km	７時間４０分	741m	2,001m
計	43.7 km	２３時間５１分	3,887m	3,850m

祖母・傾の完全縦走、その歩行距離はマラソンに匹敵し、その歩行時間は（寝ずに歩いたとすると）２４時間、その標高差は海抜０mから富士山に登って降りるのに匹敵する、と言えるのでないしょうか。 おまけ 後日、行橋のMORIさん夫妻からメールで写真を送っていただきました。 11.　 ２日目、ブナ広場でコーヒーブレイク中の私（右） MORIさん達は、２泊ともテント泊で祖母傾の縦走を達成されました。ツエルト持参しながら２泊とも山小屋泊まりだった軟弱な僕と比べると、より大きな達成感を得られたのではないかと思います。 その縦走の様子は、MORIさんのホームページ　「鈴鹿の風に吹き飛ばされて・九州に!」をご覧ください。 ( 2013.5.4 ; 祖母傾縦走 祖母山 大障子岩 前障子 ; S95 )