霧と紅葉の星生・三俣 2008.10.19 (2) 三俣山の鍋底探検
スガモリ越からガス被る三俣山に取り付いたのが、ちょうど午後0時でした。
例年ならば、三俣山から下山する人たちは、すれ違い様に「大鍋の紅葉すばらしかったわよ〜」とか、目を輝かせて話しかけてくれていました。この日、山を下りてくる登山者たちは皆、納得していない表情でした。あ〜、天気悪かったんだろうな〜。
ここで、2007年の三俣山の紅葉をおさらいしておきましょう。 この時は、午後から入山のため、時間がなくて北峰ピークや大鍋の底を踏むことができませんでした。しかし、天候には恵まれて、美しい紅葉を撮影できたのでした。ブログにはコンデジ撮影とポジフィルムの写真があります。50分ほどで、最高峰である三俣山本峰に到着しました。 山頂にいる人たちから「わ〜、きれい!」と歓声があがっています。急速に空が晴れて来た様です。 休む間もなく、ぼくは北峰に至る急斜面をダイブしていきました。 1. 北峰の紅葉 本峰から少し下った所にあるテラスでザックを下ろし、しばらく周りの景色を堪能し、夢中で撮影しました。 2. 女神様ありがと〜! 3. 本峰中腹 4. 大鍋 ふたたび、ガスがかかり始めました。本峰と北峰の鞍部まで下りました。 5. 北峰尾根の紅葉 6. ドウダンツツジの紅葉 ( 1-6. E-3 + ZD 12-60; HDR合成 ) ここから、大鍋に降りるルートと、北峰に至るルートします。とりえあず、北峰山頂を目指します。 7. 北峰中腹より鍋底を覗く 8. 北峰山頂 意外と楽に、北峰の山頂に辿り着きました。しかし、ガスのため周囲の展望はありませんでした(涙) 大鍋を周回する方向に、北峰を下りました。何度か霧が一時的に退いていく瞬間があり、その都度、カメラを取り出してはシャッターを切りました。 9. 大鍋の縁 ジャングルのような道無き斜面を下って、小鍋に降りてみました。 10. 11. 小鍋の底 何もありませんね〜。元のルートまで這い上がります。無駄に体力を消耗してしまいました。 南峰方面に歩いていくと、大鍋に降りるルートがありました。当然、鍋底に向かいました。 12. 大鍋の底 霧がかかって、周りの様子はよく分かりませんね(汗) しばらく、おやつを食べつつ休憩し、霧が薄くなった瞬間を撮影しました。 13. 14. 三色紅葉を間近に撮影してみました。 15-16. 大鍋の三色紅葉 ドウダンツツジの黄紅葉の鮮やかさだけでなく、シャクナゲの艶やかな緑も素晴らしい。 ( 9, 13-16. E-3 + ZD 12-60; HDR合成 ) 鍋底探検を終え、本峰山頂に戻ったのは、15時20分くらいでした。 17. 本峰山頂にて 次第にガスが濃くなってきたので、南峰には寄らずに下山することにしました。