花の倉木山(くらきやま) 2008.8.24

今日は、阿蘇菊池渓谷に撮影にいく予定でしたが、起きれませんでした(涙) 正確に言うと、一度は目覚ましのアラームで目が覚めたのですが、再び寝てしまいました ^^; 次に目が覚めたときは、日の出の時刻を過ぎていました。気を取り直して、近場で低山ハイクに出掛けました。 目指すは、花の多い山として噂の高い倉木山由布岳とは、やまなみハイウェイを隔てて対面(といめん)になります。 雨乞牧場の登山口から登り始めます。今日の天気予報では晴れマークなのですが、山頂付近は霧が発生しているようです。暫くいくと、最短距離の急登コースと、回り道の山腹コースの分岐があります。所要時間はどちらも同じ1時間10分、と看板に記してあります。初めて登る山なので、ガイドブックに従い、急登コースを選択。 倉木山の山頂にて 1. 山頂 標高1160m です コースの前半は、昨晩の雨でズルズル滑る急斜面を登っていきます。たちまちズボンと靴はドロドロに。 コースの後半に差し掛かると、傾斜は緩くなりますが、肩の高さまであるススキや笹を薮漕ぎです。朝露で服は上下ともずぶ濡れに。 泣きたくなるも、引き返す訳にもいかず、薮を漕ぎ続けて、なんとか山頂に到着 ^^)b 急登コースの途中にもそれなりに花は咲いていますが、山頂付近には色とりどりに花が咲いていました。 ハバヤマボクチ@倉木山 2. キク科ヤマボクチ属 ハバヤマボクチ 今回、一番見たかったのが、ハバヤマボクチ。まだ、蕾のようでした。 上から、ハバヤマボクチ 3. 真上から見ると... 一ヶ月くらい経つと、花が咲くかな〜 ^^ ヒゴタイ、まだ蕾 4. キク科ヒゴタイ ヒゴタイ 言わずと知れた、ヒゴタイ ですね〜。こちらも、まだ蕾の状態です。 ナンバンギセル 5. ハマウツボナンバンギセル ナンバンギセル ナンバンギセル(南蛮煙管) は、葉緑体を持たず、ススキなどの根に寄生するそうです。今日見たものは、花が痛んだものばかりで、残念でした。 なんか、さっきから外道な花ばっかり。 もっと可愛い花はないの〜〜〜 と、思っている方もおられるしょう。 はいはい、用意しております。 こちらの ピンクのヒョウ柄、如何でしょう? ヤマジノホトトギス 6. ユリ科ホトトギス属 ヤマジノホトトギス エキセントリックな蕊のかたちが、とってもお洒落 ^^; ヤマジノホトトギス 7. 冗談はさておき、 この ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草) 、山の中腹で、日の当らない(手ブレし易い)場所によく咲いています。 マクロ撮影では、何処にピントを合わせるか悩ましいですね〜 最後、薄暗い林の中 派手な蛍光色 で、一番目立っていたのが、フシグロセンノウ(節黒仙翁)でした。 フシグロセンノウ 8. ナデシコ科センノウ属 フシグロセンノウ フシグロセンノウ 9. 倉木山の登山道には、一度では紹介しきれないほど、いろんな種類の花が咲いていました。大分市内から近く、山腹コースなら疲れ知らずで、手軽に花マクロを楽しめます。 秋になって、湯布院散策とセットで、また登ろうかな〜と思いました ^^ パラグライダー舞う from 倉木山 10. パラグライダー舞う! 倉木山山腹コースより

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