晩秋の湯布院(2)金鱗湖 2007.11.24

次に向かったのは、金鱗湖です。
既に何度も紹介しているので、説明不要ですね。今回は、丁度良い加減の朝霧が掛かっており、紅葉も完全な見頃となっているようです。

金鱗湖は周囲の山の陰にあるため、日が射し始めるのは8時過ぎになります。それまでは、幽玄な雰囲気を楽しめます。


1. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 23mm f/5.6 1/20秒; 露出補正 -0.3EV

E-3 の設定は、仕上がり Vivid, 階調 AUTO, ノイズリダクション OFF, ノイズフィルタ OFF, 手ブレ補正 IS.1 とし、全て手持ちで撮影して、jpeg で保存しています。画像はレッタッチせずに載せています。


2. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 12mm f/5.6 1/10秒; 0EV


3. E-3 + ZD 50-200mm + EC-20; ISO100 400mm f/7.0 1/80秒; +0.7EV

期待の手ブレ補正、実は、あまり意識せずに使っていました ^^
広角で撮影している場合、シャッター速度 1/20秒以下で、ラフにレリーズすると手ブレしてるかな、という感じでした。望遠域では、アオサギの写真で判るように、効果絶大だと思います。

オートフォーカスの速度。超音波モーターを採用する ZD 12-60mm SWD は、瞬間的にピントが合う様なイメージです。2倍テレコンを付けた、旧型の ZD 50-200mm の場合は、やはり厳しいものがあります。霧の中の被写体を狙うという悪条件では、合焦できずに右往左往でした ^^;


4. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 12mm f/3.2 1/100秒; 0EV


5. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 12mm f/3.2 1/250秒; 露出補正+0.3EV

朝霧の金鱗湖に、太陽の光が差し出すと、至る所で光芒が発生し、華やかな雰囲気へと様変わりします。


6. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 60mm f/4.0 1/160秒; 露出補正+0.3EV


7. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 24mm f/3.4 1/500秒; 露出補正+0.3EV


8. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 12mm f/3.2 1/200秒; 露出補正+0.3EV


9. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 23mm f/3.4 1/250秒; 露出補正+0.3EV


10. E-3 + ZD 12-60mm; ISO100 24mm f/3.5 1/100秒; 露出補正+0.3EV

シャッター速度が稼げるようになると、等倍で画像チェックしても、手ブレの跡は皆無でした。露出は絞り優先、分割測光で決めていますが、殆ど外れていないと思います。
発色は、カメラの設定で、「仕上がり - Vivid」を選択しているので、実際の見た感じより少し派手な感じです。彩度の高いポジフィルム、例えば (2,3回しか使っていませんが) Kodak の E100VSを思わせます。
画質に関しては、私の期待通りと言えそうです。パソコンでレタッチする必要性も減るので、通常はJPEGで撮影しても問題なさそうです。

8時半を過ぎる頃から、金鱗湖周辺では観光客が増え始め、韓国語が飛び交うようになりました。そろそろ潮時かな、と湯布院を離れて、次の目的地に向かいました。

おまけ。

やまなみハイウェイの蛇越展望所から湯布院を撮影。9時を過ぎて朝霧は殆ど消えかかっていました。