雨上がりの大船山 2015.5.31
今年のくじゅう連山のミヤマキリシマは裏年だ、という情報は入手していたものの、
大分在住の山歩き愛好家としては、やはり年中行事として登らない訳にはいかないでしょう。
平治岳は、尺取り虫の被害によりミヤマキリシマは壊滅的ということなので、
今回は今水登山口から大船山にアプローチすることにしました。
もしミヤマキリシマがあまり咲いていないとしても、ドウダンツツジやヨウラクツツジが楽しめるはず...
1. 大船山東尾根から黒岳展望
今水登山口に6時過ぎに到着。駐車場は予想外に空いていました。
天気予報では午前中は曇り、午後過ぎから晴れるらしい。
なので、急いで登る必要は無いですね。
のんびり行きましょう。
2. 黒岳山麓の原生林を歩く
東尾根に取り付いてからは、一直線の急な登りになります。ここから一気に高度を稼いでいきます。
しばらく登っていくと、お気に入りのヨウラクツツジのポイントがあります。
3. ヨウラクツツジ
4.
今年は、ヨウラクツツジの花が目立って咲いているような気がします。
5. 鈴生りのヨウラクツツジ。まだ蕾も沢山残っています。
しかし、何かがおかしい...
そうだ!ドウダンツツジが全く咲いていない。
例年、東尾根ルートで山頂付近になると、朱色のドウダンツツジの花が迎えてくれるのですが、
今年のドウダンの花は皆無でした。(全くの0ではないが、例年の1%くらい)
ミヤマキリシマは最初から諦めていましたが、ドウダンツツジも裏年だったとは、予想外でした。
大船山の山頂に到着するも、ガスで展望はなし。登山者も少なめ。
少し休憩して、ミヤマキリシマの状態を確認しながら、段原方面に下ります。
尺取り虫は殆どいないけれど、花に元気がないような、、、
辛うじて咲いたけれど、すぐに枯れてしまったような感じ。
そういえば、イワカガミも殆ど咲いていませんでした。裏年?
6. マイヅルソウは元気そうでした
段原まで降りてもガスが晴れないので、北大船のミヤマキリシマの状態は確認できず、
そのまま風穴ルートへと向かいます。
7. 元気に咲くミヤマキリシマもあった
時間は早い(11時前)が、米窪の縁の展望の良い場所で昼飯にしました。
8. 米窪の斜面。ピンク色の部分は少なめに見えます。
14時30分頃、今水登山口に下山しました。
( 2015.5.31; くじゅう連山 大船山; S120 E-M5 )