小川岳 2013.5.12
1. 黒峰から、トンギリ山、小川岳を眺める
小川岳は2回、スキー場の登山口から登ったことがありますが、今回は反対側(北側)の尾根を登ることにしました。黒峰・トンギリ山を経て、尾根を縦走して小川岳へ、そして下山は舞岳登山口へ、という計画です。
栗藤登山口付近の路肩に車を置き、登山の準備をします。
2. 栗藤登山口の道標
7時20分、集落の中にある栗藤登山口を通過。
栗藤からの登山道、古い道標は沢山あるのですが、荒れ始めているような気がします。
3. 杉植林に咲く山芍薬
杉の植林地の中で、山芍薬の群落に遭遇。白い花が清々しいです。
標高1000mくらいのところです。
4. 一ノ瀬越の道標 8時32分
倒木で荒れ始めた登山道を尾根まで登ると、一ノ瀬越です。昔、西郷隆盛が通った路だとか。
尾根の反対側の一ノ瀬に下る登山道もあるようです。一ノ瀬の登山口のほうがメジャーなのでしょうか。
一ノ瀬越から、黒峰の山頂までピストンしてきました。黒峰の山容は今ひとつですが、山頂からの眺めはどうでしょうか?
5. 黒峰の山頂 8時48分
空気が澄んでおり、阿蘇・くじゅう連山がくっきりと見えます。
6. 先週、縦走した山々。左から、祖母山・障子岳・古祖母・本谷山、かな。
黒峰山頂から雄大な展望が広がっています。凄く気持ちよいので、もう小川岳には登らなくていいかな。ずっとここで、休んでいようかな〜、と思いました。
7. トンギリ山の山頂
折角なので、縦走を続けます。トンギリ山へは急登のように見えますが、背後に回り込んで取付くので、大したことはありません。
8. トンギリ山(前)と黒峰(後) 9時19分
トンギリ山から下ってまた急斜面を登りきると、アップダウンの少ない歩き易い登山道が続きます。
9. 新緑が眩しい
今回の下山で使う予定している舞岳登山道の分岐(黒峰分岐)を探しながら稜線上を歩きましたが、見つけることはできませんでした。後で気付きましたが、正規の登山道は稜線より200mほど外れた場所を通っていました。栗藤登山口から登る場合は、地形図で確認しておくことをお勧めします。
10. ブナの木を見上げて
11. ツクシシャクナゲ
12. 小川岳の山頂
11時40分、小川岳の山頂に到着。
あとは、道なりに下山していくと、黒峰分岐に到着します。
13. 黒峰分岐 12時43分
ここから舞岳登山道に分岐します。
14. 下山ルートで、小川岳を振り返る
13時45分、舞岳登山口に到着。
今回の登山で一番キツかったのは、下山後の舞岳登山口から栗藤登山口での舗装道歩きでした。舞岳登山道も歩いてみたかったので敢えてこういうルートを選択しましたが、栗藤登山口まで登山道をピストンしたほうが楽かもしれません。
また、小川岳は新緑も良かったですが、ブナやカエデが多いので紅葉の時期も良いのではないか、と思います。五ヶ瀬スキー場から黒峰(一ノ瀬)まで縦走するのも良いかもしれないですね。
( 2013.5.12 ; 黒峰・トンギリ 小川岳 ; S95 )