大箆柄岳(おおがらのだけ)・御岳 2012.1.8

大箆柄岳五合目より

1. 大箆柄岳の五合目より、桜島を望む。手前は七岳。

大隅半島山旅の一日目は、道の駅「たるみず」で車中泊でした。

ここは温泉施設もあり、桜島を目の前にして入浴することができます。お風呂に浸かり、夕焼けに染まる桜島を眺める計画でしたが、私が到着した時には真っ暗でした。

風呂から上がると、そのまま車の後部に敷いた寝袋(2重)に潜り込みました。

翌朝かなりの冷え込みで、なかなか寝袋から出る事ができません。結局、道の駅を出発したのは、7時をだいぶ過ぎていたと思います。

垂桜から案内板に従って登山口に向かっていくのですが、荒れたダートに入ってからは、途中から案内板もなくなり、カーナビにも道はなく、不安になります。

登山道に向かう林道から

3. 大野原林道

車を停め、GPSと地図で現在位置を把握し、この道で間違いないと確認します。

大箆柄岳登山口

4. 大箆柄岳登山口

ようやく登山口に到着しました。既に一名の方が先に到着して登山の準備をしておられました。

私もだらだら準備して、9時過ぎに大箆柄岳の登山口を出発します。

山の上の方には、雲がかかっており、ちょっと不安な天気です。

九州自然歩道

5. 七岳への分岐。廃道のような感じ。

しばらく、森の中の平坦な道を歩きます。ここは九州自然歩道のようです。

途中まで殆ど展望はないのですが、5合目までくると桜島が見えます。(冒頭写真)

さらに登っていくと残雪が増えてきますが、困る程ではありません。

大箆柄岳

6. 大箆柄岳の山頂

午前11時、大箆柄岳の山頂に到着。九州百名山のピークを一つ確保しました。

高隈山地の尾根

7. 左が御岳(おんたけ)、右が妻岳。

さらに、ここから縦走して、2つ目のピークを狙いにいきます。御岳まで結構距離がある様に見えますが、大丈夫でしょうか?ちょっと不安です。

小箆柄岳

8. 小箆柄岳にて

途中、小箆柄岳に20分ほど寄り道する。藪漕ぎしてると、火山灰で全身が真っ黒に....

スマン峠の先

9. 灰色の山々

スマン峠を過ぎて、御岳を目指す。火山灰のせいで、灰色の世界だ。

妻岳を越えていくのかな〜と思っていたが、ルートは山腹を迂回しており、予想より楽なコースであった。

御岳山頂

10. 御岳山頂

13時過ぎ、御岳の山頂に到着。思ったよりも早く着いた ^^)v

御岳からスマン峠まで戻り、そこから林道へと下る。

スマン峠登山口の案内板

11. スマン峠の登山口の案内板

1時間30分ほどの林道歩きが始まる。

林道歩き

12. 林道歩き

車に戻ると15時を過ぎていた。

吾平町の「湯遊ぶランドあいら」で汗を流した。ここは低料金で宿泊もできるようだが、今回はパス。

明日も山登りなので、さらに南にある「道の駅」を目指した。

( 2012.1.8 ; 高隈山地 ; S95 )

【補足】

・大箆柄岳と御岳を往復するなら、御岳から登り始めたほうが楽なようです。

車中泊するなら「道の駅 くにの松原おおさき」が良さそう。温泉、キャンプ場もある。

・大海酒造の「海」という焼酎がお薦め。