万年山(はねやま) 2011.11.20
1. 山頂にかかる雲が切れはじめた!
今回も、晩秋の山歩きに行ってきました。2重メサ(2段のテーブルマウンテン)で有名な、玖珠町の万年山です。下段を下万年、上段(山頂部)を上万年と呼ぶようです。
前日に見た天気予報では快晴のはずでしたが、別府から湯布院まで高速道路を走行中に雨に降られ、九重ICで降りたころは雨は止んでいましたが、雲が低く垂れこめています。
黒猪鹿生活改善センターに車を置き、九州自然歩道を歩いていきます。今にも雨が降りそうな空模様なので、いまひとつ気分は盛り上がりません。たんたんと、舗装された林道を歩いていきます。
下万年を登り切ったころから、雲が薄くなって、青空がちらりと見えてきました。
ここまでずっと林道歩きでしたが、上段のテーブル(上万年)への道は山登りらしい急登になります。これを登りきると、熊笹に覆われた草原が広がっています。
2. 上万年は一面の笹やぶ
山頂までの道程は平坦ですが、熊笹を掻き分け歩いているうちに、露でズボンがぐっしょり濡れてしまいました。
3. 万年山の山頂
山頂に到着!冬の青空が広がっています。
4. 由布岳もよく見える
展望は良いのですが、あまり面白みはない景色です。
風が強いので苦労しつつ、アルコールストーブでお湯を沸かし、昼食にします。
下山は別ルートにしようかと考えましたが、地形図を忘れたので(GPSはあるが)来た道を戻ることにします。
5. 上万年の柱状節理
途中の林道を寄り道して、柱状節理を下のほうを歩いてみます。そのまま歩いて登山口まで戻れないかな、と歩き続けました。が、そのまま進むと相当な遠回りになることに気付き、GPS頼りに植林地の中をショートカットして、元のルートに戻りました。
6. 山麓のくぬぎの紅葉
九州自然歩道をテクテク歩いて戻ります。
7. 棚田の風景。手前の山は下万年、左奥が山頂(上万年)。
往路は天気が良くなかったので気付きませんでしたが、長閑な棚田の風景には癒される感じがしました。
8. 万年山の遠景
帰りは高速道路の料金をケチって下道をはしりました。小国町から、特徴のある万年山の山容が良く輪かりました。
9. 万年山のGPSトラック(画像クリックで拡大)
( 2011.11.20 ; 万年山 ; S95 )