秋の大崩山 2011.10.26

ワク塚取り付き

1. ワク塚の渡渉地点にて。今回歩く岩峰が一望できる。

かねてより紅葉の季節に大崩山を歩いてみたいと思っており、晴天の日を狙って、休暇を届けを出して来た。深夜に自宅をたち、2時間30分ほどで祝子川温泉に到着した。まだ夜空には星が輝いており、眠気を感じたので、少しの間の仮眠をとった。

6時40分、上祝子川の登山口を出発した。既に太陽は昇り、上空は青空であった。

ワク塚ルートの渡渉点にある橋が流されており、ケルンに従い岩飛びをして、川を横切った。

ここから暫くは沢沿いの道を歩いた。既に、鮮やかな紅葉はなく、晩秋の雰囲気であったが、これも悪くない。その後、ガレ場をゆっくりと急登していく。

袖ダキより

2. 袖ダキに到着。ワク塚方面を眺める。

9時10分、袖ダキに到着。ペースは遅めかな。ここで、紅茶を淹れて休憩とする。遅れてきたソロの登山者と少し話す。やはり、今年の紅葉は良くないようだ。

ここからは、岩峰の上を飛び移ったり、梯子を登ったり降りたりと、スーパーマリオになった気分だ。

小積ダキ

3. 今回の数少ない紅葉写真。背景は小積ダキ。

ワク塚

4. 下ワク塚は、秋の装いか...

何度か道を間違いつつも、中ワク塚の岩の上まできた。上ワク塚の直下には紅葉が奇麗だが、風景写真としては纏めにくい。

上ワク塚方面

5. 上ワク塚を眺める。あの岩峰にも登ろう!

中ワク塚より

6. 中ワク塚より、後ろを振り返る。いつか向こうのピークにも登りたいな〜

上ワク塚の頂上に登り、眺めの良い場所で昼食をとった。

七日廻岩

7. 上ワク塚より。そそり立つ七日廻岩。

今回は山頂に向かわず、ショートカット・コースで坊主尾根を下っていく。リンドウの丘では、一張りのテントがあった。いつか、ここで山中泊をしたいな。

小積ダキに立ち寄った後、坊主尾根を下っていく。幾多の梯子場、ロープ場を通過しなければならない、精神的な疲労を感じるルート。睡魔もあって、少々シンドイ。

小積ダキ

8. 見返りの塔より。小積ダキを見上げる。

さらに、数カ所の梯子をクリアすると...

坊主岩の背中

9. 坊主岩

坊主岩に辿り着く。袈裟を羽織った坊さんの後ろ姿のように見えるような...

後はひたすら坊主尾根を下っていって、

坊主尾根の渡渉地点

10. 大崩山荘前の渡渉地点

大崩山荘に到着。ここまで来れば、一安心。

15時30分頃、上祝子の登山口着。

祝子川温泉美人の湯で汗を流してサッパリしてから、帰路についた。

( 2011.10.26 ; 大崩山 ; E-5 or S95 )