祖母山 2011.10.9
1. 天狗岩より祖母山を眺める
当初、土・日曜日と一泊山行を予定していたのですが、体調が思わしくなかったので、土曜日を休養に充て、日曜日に祖母山一帯を周回してきました。祖母山九合目小屋のHPによれば、当日の紅葉予想は 15% ? であるそうだ。
深夜に自宅を発ち、未明に祖母山北谷登山口に到着する。まだオリオン座がはっきりと見える。暫く仮眠を...と思ったが眠れない。暗闇の中でお湯を沸かして、とりあずカップヌードルでお腹を満たす。そうこうしているうちに明るくなってきた。
6時20分、北谷登山口より少し下にある黒岳・親父山登山口を出発する。この登山道は3年くらい前に一度使ったことがるので迷う心配ない。大野川を渡渉し、あわせ谷沿いの道をたんたんと進む。
2. 沢沿いにさくジンジソウ
3. あわせ谷の小さな滝
小さな滝を巻いたところで、右側(左岸)の涸れた枝谷に入る。しばらくするとスラブ状の小滝をよじ登るような感じになり、尾根に突き上げる。そこを右に進むと黒岳に着く。
4. 黒岳山頂
三尖へのルートも気になるが、来た道を戻って、親父山を目指す。親父は熊のことらしい。
黒岳〜親父山の間は初めて歩く。このルートはヤブ状で歩き難いと聞いていたが、整備されているようで、今では楽に歩ける。
6. 障子岳の山頂
親父山を経て、障子岳に到着する。空腹でバテそうなので、間食をとる。
ここから縦走路を歩くとこになる。途中、天狗岩に立ち寄り小休止し、昼食ポイントに決めているウラ谷岩の展望所を目指す。
7. あそこ(左)がウラ谷岩
やっと、ウラ谷岩に到着する。紅葉見頃は1週間後かな。それでも、この絶壁上からの展望は素晴らしい!
8. ウラ谷岩の下を覗き込む
9. 祖母山〜宮原〜大障子と連なる尾根
食後は、プレミムティーバッグをリッチに2つも使って紅茶を淹れ、鋭気を養う。
10. ティータイム@ウラ谷岩
さて、祖母山を目指しますか!
11. 紅一点みたいな...
12. 山頂直下の紅葉。ここが一番奇麗だった
祖母山の頂上に到着するが、何度も来ているので感慨はない。
すぐに九合目小屋に下り、水を補給する。ここから国観峠に降りて、千間平ルートを下っていく。初めてあるルートなので楽しみである。
国観峠までは展望のない森の中、滑り易い粘土状の道をひたすら降りていく。まだ筋肉に疲れはないが、心が睡魔に侵されていく... などと思っているうちに国観峠に到着する。
13. 国観峠からみる祖母山
木陰に陣取り、ここでコーヒーをドリップする。睡魔よ、退散しろ!!
ここらから千間平になる、爽やかな木立のなかを気持ちのよいトレールである。ただ、SUNTOの気圧高度計の数字が減らないのが恨めしい。
14. 広葉樹の林が心地よい。紅葉しても奇麗だろうな。
そして、出発から9時間後、北谷登山口に戻る。
GPSの示す歩行距離は 11.8 km であった。程よい筋肉の疲れが、心地よいと感じられる山行でした。
( 2011.10.9 ; 北谷登山口〜障子岳〜祖母山〜千間平 ; S95 )