阿蘇高岳 2011.10.1
1. 夜明けの阿蘇山
雲海を期待して夜明け前に大観峰を訪れたが、期待外れでした。冷え込みが足りなかったかな。
阿蘇のカルデラに降りて道の駅に向かう。上の写真はそのとき撮った一枚です。
2. 日の尾峠に向かう途中から、阿蘇高岳。
今回は、根子岳と高岳の鞍部、すなわち日ノ尾峠から阿蘇の高岳を登ります。初めてのルートなので、ちょっと楽しみです。
峠には車を数台駐車できるくらいの空き地があります。準備を済ませて、7時30分出発です。
暫くは平坦な樹林帯を進みます。暫くして樹林帯を抜けると、ススキの草原に出ます。傾斜は緩いのですが、背の高さ以上にのびたススキが道に覆い被さっています。地面は見えなくて道が分かりにくい、顔をススキの葉や穂で撫でられ、スボンは朝露で濡れてしまう等、窮する程ではないにしろ、ススキの抵抗を受けながら、登っていきます。夏場なら完全にダウンしてしまうでしょうが、初秋の涼しい空気のお陰で、怯まずに高度を上げていきます。
3. ススキの尾根を登っていく
高度を上げるにつれ、眼下には雄大な阿蘇の風景が広がっていきます。
4. くじゅう連山を望む。
足下には阿蘇のカルデラ、遠くにはくじゅう連山の稜線が見渡せます。まさに絶景ですね!
高岳東峰に近付くにつれ、リンドウの花があちこち咲いているのが目につきます。なんだか、励まされているようです。出発から2時間ほどで、東峰に到着です。天狗の舞台に陣取って、コーヒーブレイクにします ^^
5. 天狗の舞台でコーヒーブレイク
気が付けば、天狗の舞台で30分以上もマッタリとしてました。いちおう高岳山頂を踏んでから、月見小屋(避難小屋)方面を回ってきました。
6. 高岳の山頂
7. 月見小屋と高岳
8. 東峰に咲くリンドウ
11時30分、東峰から日の尾峠に下山開始。
9. 根子岳を眺めながら下山
下っている途中、ふと気が付きました。
登る時はストックで苦労しながらススキを掻き分けていたのですが、下るときはストックがススキに絡まって邪魔じゃないかな。ストックをしまったほうが...
手元にあるススキを束にし、手で掴んでは放すという動作で制動しながらだと、体力を使わないでも安定したペースで降りれるではないですか...
なんと1時間と少しで、日の尾峠に到着。東峰〜日の尾峠のルートは、下りでの利用がお薦めです。
10. 鍋の平から高岳を眺める。日の尾峠は右端のほうです。
日の尾峠から鍋の平まで牧道を下り、高森温泉館で汗を流して、帰宅したのでした。
11. 日ノ尾峠~阿蘇高岳のGPSトラック
( 2011.10.1 ; 阿蘇高岳 ; S95 & E-5 )