星生山夕駆け 2010.6.16

星生山のミヤマキリシマ

1. 星生新道より三俣山を望む

先週末から九州北部も梅雨入り。今年のくじゅう連山のミヤマキリシマの開花は、例年より10日から2週間ほど遅れています。つまり、晴天のミヤマキリシマ鑑賞のチャンスは限られてきます。

今年のミヤマキリシマ登山は前回の平治岳が最後であったと諦めつつも、週間的予報をチェックしていると、今週の水曜日に晴れマークが出現しているではありませんか!既に今月は屋久島と平治岳で仕事を休んでいるので気が引けるな〜と遠慮いたしまして、有給休暇の届け出はせず、仕事を早めに切上げてからの夕駆け登山ということにしました。

17時30分、大曲登山口を出発。最初は西日がキツくて汗だくでしたが、30分もたつと薄曇りで日射しも和らぎ、次第に涼しくなってきました。

星生新道

2. 直登あるのみ

登山道沿いには、ミヤマキリシマ以外にも、ドウダンツツジ、コケモモ、マイヅルソウ、イワカガミなどが咲いていましたが、目もくれずに星生山の頂上目指して登ります。

19時00分、星生山の山頂に到着。

星生山から扇ヶ鼻をのぞむ

3. 星生山から扇ヶ鼻をのぞむ

山頂から夕焼けを見るのを楽しみに登ってきたのですが、西空には雲がかかっており、期待はずれでした。

また山頂には、何度か山でお会いした事のある、佐賀の「としちゃん」さんが三脚を構えて居られてました。(彼のブログ:「としちゃんの山歩き2」

山頂には、15分くらい居たでしょうか。出来る事なら、残照がある間に下山したい。

下山ルートが違うので、"としちゃん"さんに別れを告げてから、急いで登山口まで下りる事にします。

結果、星生山の山頂から大曲登山口まで50分弱で、無事に下山できました。最後の10分はヘッドランプを使用しました。

2時間30分の忙しい山登りでしたが、それなりに楽しめました。今年のミヤマキリシマ鑑賞登山は、今回が締くくりという事になりそうです。大船山や扇ヶ鼻にも登りたいけれど、週間天気予報を見る限り、雨の日が続きそうなので。

( E-P1 + MZD 14-42 )