永田岳とローソク岩

永田岳を振り返る

永田岳の山頂の巨岩の上で、途中で知り合った老若男女の数名と供に、眼下に広がる景色を堪能する。1時間ほど山頂にいたが、淀川登山口からの日帰り往復組と別れ、独りで鹿之沢方面に下る。登山道は荒れ気味であったが、あまり迷う心配はないだろう。

永田岳を振り返ると、淡い色の石楠花と、蛍光色の馬酔木の若葉が色とりどりで、なんだか気分が高揚してくる。

ローソク岩

さらに下って行くと、ローソク岩展望台に到着する。看板があり木道が整備されているので、見落とすことはないだろう。ここからは永田集落も見ることができるので、FOMAなら携帯電話もつながる。天気がよければ、夕陽を見ることもできるだろう。

そこから15分ほどで鹿之沢小屋に到着する。

予想より早く着いたので暇を持て余す。何か読む本を持ってくればよかった。

小屋で横になって休んでいると、キャッキャッという声が届いてきた。登山者が降りてきたのかな、と外を見てみると、ヤクサルの一家が小屋の前で戯れていた。

戯れるヤクサル達

( 2010.5.30 ; 永田岳〜鹿之沢小屋 ; E-3 + ZD 12-60 )