洲藻白嶽(すもしらたけ) 2009.9.20
1. 洲藻白嶽
9月の連休には、対馬の山に登ってきました。対馬南部の洲藻という地区にある、白嶽(しらたけ)という双耳峰の山です。
対馬の山は最高峰でも500m級でしかありません。
九州百名山だからといって、わざわざ遠くまで海を渡って登りに来る価値があるだろうか、という疑念を感じつつ、登山口を出発。
登山ルートの途中には殆ど展望がないので、淡々と歩いているうちに、東峰と西峰の鞍部に到着です。
白嶽山頂は西峰なのですが、とりあえず東峰に登ります。頂上への道はなく、岩壁をよじ登り、痩せ尾根を伝い歩くなど、高度感があって、ちょっと怖いルートです。
2. 東峰からの展望
東面から眼下を見渡すと浅茅湾が広がっており、なかなかの絶景であります。
わざわざ対馬まで来た甲斐があるというもの。
一旦、鞍部に降りてから、今度は山頂のある西峰に登ります。こちらは、ルートが整備されており容易に登ることができます。
3. 西峰山頂
ここ(西峰)から、先ほど登った東峰を写したのが下の写真です。空が曇りがちであるのが、少し残念です。
4. 山頂から東峰を望む
東峰には岩の割れ目がありますが、その奥まで降りていくと、白嶽神社が祀られています。
5. シマトウヒレン
また、山頂付近で、対馬固有種のシマトウヒレンを見つけました。