大船山(たいせんざん) 2009.6.7 (1) 今水から山頂まで

大船山の山頂より

1. 山頂からの景色(HDR合成)

ヤマキリシマ登山の第二弾は、大船山です。

六月上旬、大分では日の出時間が午前5時過ぎ(東京と比べると、九州の日の出は遅いです)。登山開始を午前5時と想定し、そこから逆算して自宅の目覚まし時計をセットしていたにもかかわらず、1時間遅れて目を覚しました。結局、登山口のある今水の駐車場に到着したのは、午前6時前でした。

午前6時8分、今水登山口に取り付きます。天気は、上々です。

今日は暑くなりそうなので、日が高くなるまえに山頂に着きたいことろです。前セリまで、ほとんど休憩なしで登り詰めました。

午前7時10分ごろ、東尾根の赤白ポールのある広場に到着。

九重高原あたりでは、雲海が広がっており、すでに高い位置にある太陽から光を受けて輝いています。昨年の秋に大船山に登った時と同じような雲海です。雲海より高い位置から眺める景色は壮大ですが、写真を撮るには露出設定が悩ましい事になります。

さらに、ガラン台の方向からガスが押し寄せて、大船山と黒岳の間のセリ谷を埋めているようです。大気の状態が不安定?

東尾根より黒岳を眺める

2. 東尾根より黒岳、雲海に浮かぶ由布岳を眺める。(トーマッピング by Photomatix)

東尾根では、ツクシドウダンツツジや、ヨウラクツツジがあちこち花を咲かせています。昨年に十分撮影したので、今年は素通りしとしました。撮影に凝り始めると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

また、東尾根には展望のよい場所が幾つかありますが、逆光と、白く輝く雲海のため、デジカメでの撮影では厳しいものがあります。

午前9時頃、山頂付近にきましたが、ルートミスにより山頂から外れて、先に御池の畔に辿りつきました。

御池のライオン岩

3. 御池のライオン岩 (トーマッピング by Photomatix)

静かな湖畔での休憩を楽しんだでから、山頂に向かいました。

大船山山頂の人だかり

4. 山頂の賑わい(コンデジ

山頂付近の眺めの良い場所に陣取って、休憩タイムです。山頂に着いたばかりの時は平治岳まで見渡せたのですが、西のほうからガスが押し寄せて、あっという間に周囲はガスに包まれてたのでした。

まだ平治岳(ひいじだけ)、段原(だんばら)の写真をほとんど撮っていので、ここで帰るわけにはいきません。30分ほど待機していると、あるとき霧が薄くなり、北大船山、平治岳まで見渡せるようになりました。

北大船山、平治岳、雲海(HDR合成)

5. 北大船山(真ん中)、平治岳(奥)(HDR合成)

上の写真、奥に見える山は先週登った平治岳です。

大船山より由布岳を望む

6. 雲海に浮かぶ由布岳を望む(トーマッピング by Photomatix)

雲海の中から由布岳の双耳峰が見えました。

坊ガツルと三俣山(HDR合成)

7. 三俣山と坊ガツル(HDR合成)

左の山が三俣山、5月下旬にシャクナゲを見に行った山です。。その下の草原が坊ガツル、先週キャンプした場所です。

空が晴れたおかげで、先週の平治岳での無念も晴れるのでした (^^)v

さて予定では、山頂から入山公墓の経由で下山するつもりでしたが、折角なのでルートを変更して、段原まで行く事にしました。

つづく。

( E-3 + ZD 14-54/2.8-3.5 or ZD 50-200/2.8-3.5 )