2009GW 屋久島山行総集編

今回の屋久島の3泊4日の登山旅行のまとめです。 屋久島で登山を満喫するには、山小屋に泊まりながら縦走するのが良いのですが、 今回は屋久島の九州百名山のうち、九州最高峰の宮之浦岳を除いた、愛子岳、モッチョム岳、黒味岳の三山の山頂を踏むことが目的なのでした。 当初計画では、トッピー(水中翼船)で島に渡りレンタカーを借りる予定でしたが、綿密な?コスト計算により、(二人分で計算すると)最近就航したばかりの[船]屋久島丸を利用すれば、フェリーで車と共に渡ったほうが安くなるということで、[車(セダン)]レガシイ丸で屋久島に上陸しました。 屋久島丸は鹿児島港南埠頭を朝7時に出発し、宮之浦港に降り立ったのは午前11時過ぎ。1日目に愛子岳に登る予定です。往復6時間の行程なので、寄り道せずに直接、登山口に向かいました。 愛子岳登山の記録は、ここ。 愛子岳から下山したころは、日が傾き始めていました。今回は、三泊ともテント泊の予定です。暗くなる前にテントを張りたいので、急いで安房のキャンプ場に向かいました。 安房のキャンプ場 1. 番屋峯キャンプ場にて、日の出。 番屋峯キャンプ場は、安房港の近くにあり、海に面して景色がよく、安房の街にも近いので便利です。テントを張り終えると、とりあえず、尾之間まで車を飛ばして、温泉[いい気分(温泉)]で汗を流してきました。 安房に戻ってから、[レストラン]ファミリーレストラン「かもがわ」で晩飯にします。ここの刺身定食は、刺身盛合せ、トビウオの焼き、亀の手などなどで1500円です。生ビール[ビール]を飲みほし、芋焼酎「愛子」をお湯割りで、ああ至福のひととき。
二日目。 この日の行程は、時間的に余裕があるので、朝からのんびり。前日に予約していた、登山弁当を受け取り、朝の分を食べてから、キャンプ場を出発。千尋の滝を目指しました。 モッチョム岳の登山の様子は、ここ。 モッチョム岳から降りたその足で、鯛之川のV字谷におちる、千尋(せんぴろ)の滝を観にいきました。滝の下流にある吊橋までの道は、通行止めのようです。が。 千尋の滝 千尋の滝 千尋の滝を堪能したあとは、車で山を下っていきます。鯛之川の下流には、とっても珍しい海に直接落ちる滝、トローキの滝があります。 トローキの滝 トローキの滝 なんだか、観光旅行の様になってきましたね~。 次は、お約束のあれ[いい気分(温泉)]平内海中温泉にいきました。ちょうど、干潮時刻。潮がひいたときにしか入れない温泉。屋久島に来たら、MUST-GOです。 平内海中温泉 平内海中温泉 遊び疲れて、安房のベースキャンプに戻り、ふたたび、[レストラン]ファミリーレストラン「かもがわ」にて、[ビール][ビール]。鶏唐揚定食で1000円は高いかな~と思いましたが、刺身が付いてて納得。
3日目。 天気予報に反して、朝から雨が降っていました。なので4時起きの予定でしたが、5時まで寝てました。テン場を替える予定なので、濡れたテントを片づけてから、淀川登山口に向けて出発。ヤクスギランドを過ぎたあたり、霧のかかる杉の原生林が幻想的でした。 黒味岳の登山の様子は、ここ。 下山後は尾之間に寄って、温泉[いい気分(温泉)]と食料[ビール]の買出し。おまけに、A-COOP で発泡酒の試飲缶をGET! 大川(おおこ)の滝に寄って、西部林道を走りぬけ、日が沈む前に、永田いなか浜キャンプ場に到着。急いでテントを張り終えると、冷えたビールとミニトマトを手に、砂浜に腰を下ろす。 口永良部島と夕陽 口永良部島の裏に沈む夕日 いなか浜で夕日を眺めながら、ぐいっとビール[ビール]を飲干す。長年の夢が叶いました。なんか、太陽が水平線に沈まなかったのが気になりますが。 永田いなか浜の夕暮れ いなか浜の夕暮れ いなか浜は、ウミガメの産卵場所として有名ですが、あろうことか、酩酊していまいました。その夜、数匹のウミガメが浜辺にあらわれたようです。
4日目。 深夜、トイレに行きたくて目をさましました。星がきれいでした。天の川もみえました。 いなか浜 うみがめの足跡 その朝、砂浜に出てみると、ウミガメの足跡が残っていましたよ。 永田いなか浜キャンプ場 いなか浜キャンプ場 いなか浜キャンプ場を撤収し、永田川にある横河(よっご)渓谷で、寛いでみたり、永田岳を撮ったり。 横河渓谷 横河渓谷。夏は絶好の水遊び場だな。 そうして、島を一周して宮之浦に到着。港近くのスーパーで、弁当とつまみを調達。 乗船手続きを終えると、スタイルフリー[ビール]を手に、揚げたての、飛び魚のつけ揚げをいただく。 さようなら、屋久島!全力で遊ばせてもらったよ 屋久島丸 屋久島丸@宮之浦港 正午に、屋久島丸は宮ノ浦を出発。夜のドライブに備えて、船内で仮眠[眠い(睡眠)]開聞岳 開聞岳 鹿児島への到着は、午後4時。熊本まで高速道路(ETC利用で千円は嬉しい)を飛ばし、大分まで下道を計300キロを走りとおす[ダッシュ(走り出すさま)]。 午後9時過ぎ、旅は終わった。