屋久島紀行 2008秋 (4) 一湊の宿

紹介する順番が前後してますが、屋久島最後の晩は、一湊で宿をとりました。一湊は、屋久島のなかで安房とならぶ漁港の町です。安房港が飛び魚を主に水揚げするのに対して、一湊の港では、通称、首折れ鯖と呼ばれる一本釣りのゴマサバや、カジキマグロなどが水揚げされています。

僕たちは、一湊の港から歩いて数分のところにある、花屋旅館に泊まることにしました。創業百年以上の老舗の旅館です。

花屋旅館

1. 花屋旅館

この日の宿泊は、僕ら親子だけのようでした。平日でしたら。

花屋旅館の客室

2. 二階の部屋の様子

南の島だけあって、風通しの良い間取りですね〜 ^^

一湊港

3. 一湊の漁港

漁港のあたりを散歩して、旅館のお風呂(普通の湧かし風呂)で汗を流したら、

お待ちかねの夕食です。

本日のメインディッシュは、これです。

首折れ鯖

4. 首折れ鯖

漁船の生簀から陸に揚げる時に、鮮度を保つため首をボギッと折って血抜きすることから、首折れ鯖とよばれるそうです。

刺身盛り合わせ

5. お刺身盛り合わせ

亀の手

6. 亀の手

以前、屋久島で亀の手の味噌汁を頂き、とても美味しかった、という印象がありました。今回は、茹でたものを殻を剥いて食べました。その他,飛び魚のつけ揚げ、豚骨料理やフライ物など。この辺りの家庭料理みたいな感じかな。

えっと、メインディッシュの説明をしてませんでした。

ゴマサバのあら

7. ゴマサバのあら

ゴマサバのあらを醤油を張った鍋にぶち込みます。砂糖や味りんも入っていたかも。

鯖スキの鍋

8. 鍋の様子

数分煮込んで出汁だします。

ゴマサバの切り身は煮込みすぎるとボロボロ崩れてしまうので、シャブシャブして頂きます。野菜類は、すき焼きの要領で。

お味は、、、想像して下さい ^^

二人前ではちょっと量がモノ足りないかも。漁師料理らしく、豪快に具を入れてガツガツ食べたかったな〜〜

三岳

9. 三岳

お酒は勿論、屋久島の焼酎、三岳。最近は、現地でも入手困難だそうです。飲みきれない分は貰って帰りました。