くじゅう中岳 2008.8.20

お盆休みは天候に恵まれず、帰省時以外に撮影は出来ませんでした。そこで、平日の午前だけ休暇を取得し、登山に行ってきました。 未明、瀬の本高原の三愛レストハウスにて、牧ノ戸峠から山に登るか、それもと阿蘇菊池渓谷に向かうか、最終判断。上空を暫らく眺めてから、くじゅう登山を選択した。 午前3時前に、牧ノ戸登山口を出発。先行者はいない様に思われた。後ろを振り返っても、後続のヘッドランプの光はないようだ。今朝は一人かな~と思いつつ、ノンビリと登る。というか、しばらく山登りを控えてた為に体力が落ちたようで、ペースをあげることができない。星生崎下の避難所まで来た頃には、周囲が明るくなってきた。急がないと... 今朝の日の出は、天狗ヶ城でむかえるか、それとも中岳にするか、再び選択をしなければならない。天狗ヶ城のほうが手早く山頂に立てるので良いのだが、久しぶりに中岳を目指すことにした。御池の畔をまわり、吊り尾根まできた頃には、東の空が焼けてきた。やばい、ほんとに急がないと... なんとか山頂まで辿りつくと、既に撮影しているカメラマンが一人いた。軽く会釈して、私も撮影準備に取り掛かるが、レンズに逆付けしたフードが取れずに手間取る。無理に取り外そうとすると、バキッという音がしたかは覚えてないが、レンズのボディの部品が外れてしまった(汗)。 くじゅう中岳 1. 中岳山頂より 大船山方面 ( HDR合成 ) とりあえず、壊れたままの標準ズームで朝焼けのシーンをおさえることができた。今朝は、雲海もなく下界は霞んでいた。期待したイメージとは違うけれど、鮮やかな朝焼けが見られたので、まぁ良しとしよう。 壊れたレンズを取り替えて、撮影位置を移動して反対方向の景色を撮影。 くじゅう中岳 2. 中岳山頂より 久住山方面 ( HDR合成 ) 中岳より坊がつる周辺 3. くじゅう俯瞰 ( FISHEYE + HDR合成 ) ひととおりの撮影を終えたところで、先ほどのカメラマンと情報交換。佐賀県から来たという彼は、「としちゃんの山歩き」というブログをやってる方と判明。 中岳はブロッケン現象が現れやすいところなので、しばらく様子を見ていたが、今朝は条件が揃わないようだ。ブロッケンは諦めて、東千里浜、池ノ小屋跡を経由して山を下りることにした。 途中の西千里浜あたりでは、ワレモコウやイヨフウロなど夏の花が咲いていた。 そこで次回、くじゅうの夏の花マクロをアップしますね ^^

久住中岳