涌蓋山(わいたさん) 2008.6.14

前回から続き。 阿蘇からの帰りによった瀬の本高原にて、もう一つどこかに登ろうかと候補の山を思案、、、 星生山のミヤマキリシマ、猟師山のオオヤマレンゲも捨て難いのですが、敢えて何もない涌蓋山に決定。 涌蓋山には、10年くらいまえ、2、3度登ったことがあります。何度か使った筋湯からのメインルートを外して、岳の湯温泉からの初めてのルートで登ってみることにしました。 涌蓋山 from 岳の湯温泉あたり 1. 涌蓋山 岳の湯温泉には、ファームロードWaita を経由します。初めて通る道で、カーナビの地図をみると悪路の予感がありましたが、実は快走ルートでした ^^ 温泉地帯を抜け、すこし林道を車で走ると、涌蓋山登山口が見つかります。林道をさらに奥に進めば、登山時間を短縮できますが、あえて下のほう登ることにします。 登山開始は、10時30分過ぎ。暑くなると予想されるので、登山装備やカメラは軽量にしておきました。 初めは、舗装道を歩きますが、そのうち、草原を抜ける道に入ります。 白糸草 2. 唯一、目に留まった野草、シライトソウ 高度を上げるにつれ、先月に登った万年山の姿が見えてきます。 万年山 from 涌蓋山 3. 万年山 万年山と涌蓋山には因縁があるようで、Wikipediaの涌蓋山から引用すると...
民話では、背比べで負けた万年山(はねやま、標高1,140m)が腹を立ててこの山を跳ね飛ばし、涌いたようにこの場所に山ができたので、涌蓋山(わいたさん)と呼ばれるようになったと伝えられている。
2時間も経たないうち、涌蓋山の山頂(標高 1499.5m)に到着。 涌蓋山の山頂 4. 山頂にて。山名の字が違いますね? とりあえず、質素な昼食を済ませ、周囲の風景を撮影しておきます。どんよりした曇り空でしたが、遠くまで展望できました。この風景なら魚眼レンズを持ってくれば良かったな〜 涌蓋山よりくじゅう連山展望 5. くじゅう連山方面の展望 くじゅうの方角は、硫黄山の噴煙や、星生山のミヤマキリシマのピンクが肉眼でも見えました ^^ 涌蓋山より阿蘇展望 6. 阿蘇方面 昨日登った阿蘇高岳もはっきりと見えます。写真は掲載していませんが、由布岳もよく見えますよ。 涌蓋山展望、万年山方面 7. 万年山方向 最後に、終わりかけのミヤマキリシマと供に、万年山方面。 下山は一気に駆け下って、1時間半くらいで登山口に到着。 山登りの後の楽しみと言えば、当然、温泉ですよね ^^ 涌蓋山周辺は有数の温泉地帯。今回は、岳の湯温泉の豊礼の湯に立ち寄りました。大露天風呂は入浴料500円です。 乳白色のお湯の露天風呂につかり、涌蓋山を眺めて山登りの余韻に浸る。最高です! ( E-420 + ZD 14-42mm or ZD 35/3.5 Macro )

涌蓋山