鹿嵐山(かならせやま) 2008.4.27

今日も九州百名山のピークハントにいってきました。 院内町高波地区案内図 今回の登山は、大分県内の低山で楽な山登りができ、且つ、旬な花が見られるところ、という条件で調べてみたところ、大分県北部の耶馬渓一帯に属する鹿嵐山(かならせやま)でツクシシャクナゲを探勝する、という計画を立てました。 鹿嵐山は、大分県北部の中津市耶馬渓町と宇佐市院内町にまたがる、標高758.1mの山です。雄岳(本峰)と雌岳からなる双耳峰となっていて、その山頂付近の斜面にツクシシャクナゲが咲くそうです。また、北尾根にある「地蔵峠の景」は、耶馬渓らしく奇岩怪石の林立する景勝地となっています。 さて、すでにシャクナゲが咲いているかどうか不安でしたが、兎に角、鹿嵐山に向かいました。 第二登山口(右上の案内図を参照;クリックで拡大します)近くの駐車場に到着したのは、午前9時前。私以外に車は置いて、ここから登った人はいない様です。やはり、不安です。担いで登るレンズの選択も悩ましいなぁ。 鹿嵐山 第二登山口より 2. 駐車場より見る鹿嵐山。奥に見える山、右が雄岳(本峰)、左が雌岳。 午前9時過ぎ、第二登山口を出発。 はじめは林道歩きですが、途中で山道に変わります。暫く歩いていると、地蔵峠への分かれに出合います。寄り道して地蔵堂まで行ってみましたが(徒歩2、3分です)、地蔵堂には特筆すべきものはありませんでしたが、その途中に見える岩峰は迫力があります。 地蔵峠からみる岩峰 3. 地蔵峠より 登山道にもどり暫く進むと、高度感のある岩尾根にでます。ここが「地蔵峠の景」、別名、万里の長城地蔵峠の景 4. 地蔵峠の景 この写真の足下は、数十メートルの絶壁です。以前、怖い思いをした津波戸山の巡礼コースを思い出します。 万里の長城(魚眼) 5. 万里の長城魚眼) 地蔵峠の景を抜けていくと、目指す鹿嵐山の雄岳が見えてきます。六合目あたりからの斜面はかなりの急登です。 岳 6. 鹿嵐山雄岳 10時50分、雄岳の山頂に到着。ここで昼食。 証拠写真 7. 証拠写真 山頂からの景色 8. 山頂からの景色 県北の山々はよく知りません。奥に見えるのは、八面山かな〜? 簡単に食事を済まして、早速、ツクシシャクナゲを探して雄岳から雌岳の間を歩いてみます。咲いているのはヤブツバキばかりで、シャクナゲは全く咲いていませんでした(涙) 今年は裏年にあたるのか、それとも時期が早かったのか。。。 シャクナゲの花のない山頂に用は無し。直ぐに雄岳と雌岳の鞍部から、中央登山口に至るルートで下山することにしました。このルート、谷を降りるところで一箇所だけ鎖場があります。初心者にはお勧めしません。 杉林@鹿嵐山下山ルート 9. 急斜面の谷を抜けると、歩きやすい杉林になります。花マクロしながら、のんびりと下りました。 名知らず 10. 名前分かりません。ハナイバナ(葉内花)というらしい。花の大きさは、3〜4ミリです。 ノイバラ 11. ノイバラ 13時過ぎ、下山完了。 この後、院内で石橋巡りをしました。 最初に載せた案内図から、三箇所の石橋を選んで撮影しています。これらは別途、紹介しますね ^^ そして、今回見ることの出来なかったツクシシャクナゲは、別の山でリベンジします!
E-3 + ZD 12-60mm, ZD 8mm FISHEYE, Tamron 90mm MACRO

鹿嵐山