三俣山 2008.2.16

2月に入って毎週の様に山登りに出掛けていますが、この週末も勿論、登ってきました (^^)b

前日の天気予報では朝から晴れる見込みでしたが、早朝の天気予報を確認すると、午前中は曇りがちだが、午後からずっと晴れる、とのこと。すこし遅めに自宅を出発し、9時前に久住高原をを通過する時には、くじゅう連山の山頂付近は分厚い雲に覆われていました。やまなみハイウェイは道路凍結の恐れがあったので、瀬の本高原でチェーンを装着しました。牧ノ戸峠を過ぎて、長者原に下る途中にあるヘアピンカーブの内側にある空き地(大曲駐車場)に車を停めて、登山の準備をしました。


1. 大曲(おおまがり)登山口

午前10時30分頃、大曲登山口を出発。ここからは、三俣山(みまたやま)に最短距離でアプローチできるので何度も登ったルートですが、冬に登るのは初めてです。気温はー4℃くらいでしょうか。


2. 硫黄山道路より三俣山。

午前11時30分頃、すがもり小屋に到着。ここで小休止して、アイゼンを装着しました。


3. すがもり越えより、三俣山西峰を仰ぐ。

ここから、三俣山にとりつきます。トレースがしっかり残っているので迷う心配は無いのですが、先行者や後続の登山者の姿がないので、すこし不安でした。


4. 西峰中腹からの展望。手前がスガモリ越えと小屋跡、奥の峰は星生山。

西峰山頂は素通りして、まず本峰山頂を目指しました。途中、下山中の親子とすれちがったので、本峰山頂までの雪の状態を尋ねてみると、トレースがしっかりしているので問題とのことで、安心しました。


5. 三俣山本峰

12時45分過ぎ、三俣山本峰の山頂(標高1745m)に到着。すこし風があって、激寒です。時間はたっぷりあるので、写真を撮りながら、ピーク巡りをしました。


6. 大鍋と平治岳。秋には、美しい紅葉がみられる場所です。


7.

南峰(1743m)に向かい、見晴らしの良い場所で昼食。
ヌードル用に持って来た水は、氷が張っていました。こんなことなら、雪を溶かして湧かせば、良かったですね。


8. Red Curry (フラッシュ使用)


9. 坊ガツルと大船山


10. 北千里が浜と硫黄山噴煙、奥は阿蘇高岳

雪景色を満喫して、南峰からボチボチ下り始めました。


11. 北峰と千町無田


12. 消えかけたトレース。このあと、ラッセル!

登りでは素通りした西峰(1678m)は、帰りに寄りました。

13-15. 三俣山西峰付近からの眺め

写真を撮りながら、ゆっくりと山を下り、スガモリ小屋に到着したのは15時30分過ぎ。


16. スガモリ小屋


17. 硫黄山の噴煙。砂防堰より。

帰りの硫黄山道路からは三俣山が順光で撮影できるので、PLフィルタを装着すれば、濃紺の青空を楽しめます。


18. 砂防堰より。 15:53


19. 硫黄山道路より。 16:08

16時30分過ぎ、大曲登山口に到着。

やっぱり雪山歩き、楽しいよね! でも、この寒さを思い出すと、春の訪れが毎度しいような気もする。

After five ...

久住高原のいつもの場所で日没を眺めました。放射冷却で激しく冷え込み、気温ー4℃。素手でカメラを構えていると、手が痺れてきました。


20. 久住高原にて 17:55 (PLフィルタ付けっぱなし)

七里田温泉木乃葉の湯にて、冷えきった身体を温めてから、自宅に戻りました。


E-3 + ZD ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD ; PLフィルタ使用

三俣山