冬の南九州ツアー(3)韓国岳
( 前回からの続き )
翌日は霧島連山での登山を予定しているので、鹿児島から北上。また道の駅で車中泊となる。厚着をして寝袋に潜り込むも、真冬の2連荘はキツイ。
翌朝は、予定より1時間遅く目が覚めた。昨晩から韓国岳(からくにだけ)と高千穂峰のどちらに登るか決めかねていたが、韓国岳に向かうことにした。今朝の気温はやや高めで、霧島スカイラインは道路凍結を心配する必要もなかった。
午前7時15分、硫黄山下の登山口から登り始める。
1合目を過ぎたあたりで登山道に残雪が目立つようになるが、アイゼンを必要としないくらい。
1. 五合目より、えびの高原を見渡す。中央の山は、白鳥山。九州百名山です。
山頂方向は、やや曇っているようだ。
途中で山頂から降りてくる老夫婦と目があったので、「山頂からご来光は見えましたか?」と聞いてみた。どうも東の空に雲がかかり、日の出を見ることは出来なかった様子。今日は霧氷も発生していないらしい。
仕方ないが、今日は下見と割り切って、山頂まで登ることにした。次は、山頂からの御来光を拝みたいものだ。
2. 韓国岳の火口。
暫らく登ると、韓国岳の火口が見えてくる。日陰の部分には残雪があるが、曇り空と逆光という悪条件なので、気合無しのシャッターを切る。ここは、初夏になれば、火口壁にミヤマキリシマが咲き乱れて、絶景となるのだが 。。。
3. 大浪池
山頂に近づくと、眼下に大浪池(おおなみのいけ)が見えてくる。
4. 山頂
午前8時30分、山頂に到着。標高1700m。
強風のため寒い。風を避けるように岩陰にはいり、今日もカップヌードルを作る。
5. MILK SEAFOOD
高千穂峰方面は、ガスが発生しており、展望は良くない。遠くには、錦江湾と桜島が霞んで見えた。
ここから、新燃岳へと足を伸ばすことも可能だが、天気も良くないので断念して、下山する。
10時30分、下山完了。今日は、はっきりしない天気のため、達成感に欠ける山行となった。
県道30号線で、えびの方面にぬける。途中に何度かシカに遭遇。
白鳥温泉下湯で、登山と車中泊の疲れを癒す。さて、ここから長い道程、頑張って大分まで走らないと...
えびのICから熊本ICまで九州自動車道、そして阿蘇では仙酔峡の登山口を下見しつつ、無事の大分まで戻ることができました。この3日間での走行距離は1000km 超となりました。
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これで2008年に入ってから、九州百名山の4つのピーク(由布岳、久住山、開聞岳、韓国岳)を制覇です。(^^)v
近いうちに登りたい山の候補は、三俣山、阿蘇高岳、根子岳、英彦山、かな〜