冬の南九州ツアー(2)開聞岳

前回からの続き )

道の駅「いぶすき」の車中にて、朝5時前に起床。南国とはいえ、真冬の朝は肌寒く、気温は3℃。車内で軽く食事をとり、未だ薄暗い海岸沿いの道路を車で走る。水平線からの日の出を撮影するため、しばらく撮影ポイントを探してみる。次第に東の空が明るくなってくるが、どうやら曇り空らしいとわかり、日の出は諦めて、開聞岳の登山口に向かう。

開聞岳は、標高924mと低山の部類であるが、日本百名山に選ばれるほど、有名である。こだわりのある人は、海抜0mから登山するのもよいが、私なら楽な方法を選ぶ。

開聞岳には、2006年のGWに一度登っているので、要領は分かっている。(なぜか、このブログに記事がアップされていない... ) 開聞岳山麓の公園の草スキー場付近の駐車場に車を停めて、登山の準備をする。


1. 二合目登山口の看板

見覚えのある御茶目な看板、これが2合目登山口の目印。山麓は常緑樹林が茂っており、昼間でも薄暗いので、早朝、夕方は注意が必要なのでしょう。

午前7時15分、ここから登り始める。

5合目までは展望は殆どなく、6~7合目のあたりから展望が開けてくる。

南国とは言え、これは冬山登山である。9合目あたりから、霜柱が見え始め、手がかじかんできた。


2. 開聞岳山頂 ( F31fd )

9時5分、山頂に到着。所要時間は、約110分。

山頂には人はあまりいない。みんな直ぐ降りてしまうようだ。


3. Spicy Curry ( F31fd )

わたしは、かなり早いが昼食をとることにした。黒いパッケージのスパイシーカレー・ヌードル、普通のカレーヌードルと味の違いがよく分かりません。後味が少しスパイシーな感じはする。

食後は周囲の展望を楽しむ。次第に青空が広がってきている ^^


4. 東の方向、大隅半島の山々。


5. 池田湖。少々分かり辛いが左手遠方には、桜島高千穂峰を見える。


6. 西の方角、枕崎方面。

デザートには昨日買ったポンカン。甘くて、柑橘系の香りがよい。


7. 田浦産ポンカン

ぼちぼち、山を下る。7合目付近の見晴らしの良いところ↓で、ポンカンを食べながら休憩。


8. 長崎鼻(左)や佐多岬(右)

登山道には、火山の噴石のような小石がゴロゴロして滑りやすいので、下りには注意が必要。ストックを持って行ったほうが良いだろう。

11時30分過ぎ、2合目登山口に下山。

下界では、ポカポカと春の陽気が感じられる。登山服を脱いで、Tシャツ一枚でもいいかんじ。


9. 駐車場付近の桜並木 ( E-3 )

駐車場前の道路では、もう桜が咲いている。


10. 桜メジロ

しばらく、メジロと戯れ...


11. 開聞温泉 ( F31fd )

地元の温泉で汗を流して...


12. 日本(JR)最南端の駅、西大山駅

最後に、鉄分補給 (^^)v

次の目的地に向かうため、指宿スカイラインを目指した...

続く。

西大山駅