星生山 2008.2.5 ( 久住山続編 )

前回から続き )

久住山頂で昼食を済ませ、しばし撮影に興じていると、数十名規模の団体登山客が到来し、辺りは騒がしくなってきました。
12時35分、久住山頂より下山開始。
往路でのリベンジを果たすため、星生山(ほっしょうざん)を目指すつもりが、いつの間にか上空にガスが発生し、周囲の展望がきかなくなってきました。ガスで視界が利かないなら星生に登っても仕様がない、もう帰ろうと思い、避難小屋前を通過していたが、次第にガスが晴れて来た。少しの間、空模様を眺めてから、やっぱり星生を登ろうと決断した。10分ほど道を戻り、星生崎に登るルートを採った。

避難小屋から星生崎まで登り、そして星生山頂までの尾根歩きは、私の好きなルートの一つ。強風時にはガスが発生しやすく寒さも強烈だが、幸いにも今日は風は殆ど無いようだ。

13時25分、星生崎の上部。


1. 星生崎より眺める、久住山。左下に避難小屋が見える。

薄雲のディフェーザ効果により、午前は険しかった久住山も、今は穏やかに見えます。


2. 三俣山と硫黄山の噴煙。

三俣山は、登山開始の時とは、反対方向を見ていることになります。


3. 目指す星生山 ( RAW現像 )

星生山の山頂まで、星生尾根に残る足跡を辿って行きます。


4. バニラアイス。のような途中のピーク。 ( RAW現像 )


5. 硫黄山噴煙 ( RAW現像 )


6. 下界の飯田高原。左手前はタデ原湿原。 ( RAW現像 )


7. 久住山を振り返る。

14時15分、星生山頂(1767m)に到着。しばらく、休憩。


8. 星生山頂。背景は大船山


9. 一時的に雲が消え、阿蘇が再び見えた。 ( RAW現像 )

星生尾根から西千里へと下る。
午前中に登りを試みたときは深い雪に阻まれたが、下山時にはルートは踏み固められて楽勝であった。


10. さようなら、久住山

牧ノ戸まで下るルートでは、空もどんより曇り始めており、殆ど写真を撮ることもなく、歩き続けました。
15時45分、牧ノ戸登山口着。

写真について。全て OLYPUS E-3 と、標準ズーム ZD ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD を撮影しました。
途中、PLフィルタを使用しましたが、登山用グローブを外すのが面倒でPLの効き具合の調整は一切しませんでした。縦位置で撮影した写真はPLフィルタの効果が強く青空が濃くなっていましたが、通常の横で撮影した分はアッサリした青になってしまいました。こんなところで、手を抜いてはだめですね ^^;

また、必要に応じてRAWデータから現像して、コントラストや彩度を高めたり、WBで色味をつけてたりして、雪原の陰影を強調しました。

PS.
昨年の同じ時期に、星生山に登ったときの写真があります。 ⇒ くじゅうで霧氷狩り
このときは、積雪は殆どありませんでしたが、午前中は綺麗な霧氷が見れました。