由布岳 2008.2.3

昨日、久しぶりに山登りに行ってきました。今年最初の山は、登り慣れた由布岳です。

昨晩までの雪で、やまなみハイウェイなど山間部の道路はチェーン規制がかかっていたので、くじゅう連山一体は候補から外して、近場の山ということで決まりました。210号線経由で湯布院までは難なくつき、そこから登山口までのやまなみハイウェイの上り坂は路上に多少の雪が残っていましたが、チェーン無しで登山口前の駐車場にたどり着きました。途中、狭霧台のPで撮影した分は、前回のブログに掲載しています。

やまなみハイウェイの傍にある登山口を発ったのは、11時25分。
登山口から山麓の放牧ゲート前まで、15cmほど積雪した牧草地を歩きました。由布岳山頂のガスが晴れたら写真を撮るつもりでしたが、そのチャンスに恵まれませんでした。


1. 由布岳


2. 登山口方向を振り返る

山麓の森では、陽光を浴びて雪が融け始め、木の枝に付着した雪がバサバサと落ちてきました。しかし、合野越えに着いたころ(12時過ぎ)には、雲行きが怪しくなってきましたので、先を急ぎました。


3. ガスの切れ目から覗く、湯布院の町

森を抜け、見晴らしの開ける灌木帯に出た頃には、下界にはガスがかかっていました。ガスの切れ目から覗く雪景色は、モノクロームの世界。それなりに風情がありましたが、ザックをおろすのが面倒で、あまり写真は撮りませんでした。

暫らくすると、上空のガスで日光が遮られ、雪がパラパラと降り始めてきました。風は殆ど吹かなかったので、快適な登りでした。マタエ辺りに来ると、視界がホワイトアウトしてきました。サングラスを忘れたのが悔やまれます。東峰の登りでは、積もった雪がサラサラで、アイゼン無しではズルズル滑るので、山頂まで意外と時間がかかったような気がしました。


4. 粗挽きペッパー BACON

山頂に到着したのは、13時30分ごろ。雪降る中、お約束のカップヌードルを作りました。とても空腹だったので3分間待てず、固ゆでの麺をほおばりました。


5. 山頂に来た証。英彦山はこの冬、上りたい山です。

山頂は、ガス視界ゼロだったので、一旦、マタエまで降りて、撮影モードにしました。しかし、積もった雪は、霧氷のような繊細な美しさはないですね~。せめて、青空が見えれば良かったんですが...


6. 西峰


7. 御鉢

山の下りでは、ガスで景色は殆ど見えず、粉雪が積もり始めました。帰路で道路の凍結しないか不安だったので、慌てて登山道を滑り降りていきました。杞憂でしたが。。。


8 .山麓の放牧ゲートの前で


9. 飯盛のふもと

下山時刻は失念しました ^^;
この後、湯布院の街に下ると、雪は雨に変わっていました。そして、金鱗湖近くにある「ぬるかわ温泉」の露天風呂を、冷えた体を温めました。

完。

由布岳正面登山口



E-3 + ZD ED 12-60mm F2.8-4 SWD

6 & 7 : RAW現像
8 & 9 : フラッシュ使用