秋の訪れ 2007 - つづら棚田

9月24日のリバーサル撮影、福岡県うきは市にある「つづら棚田」です。

往復とも大分自動車道を使用した(往路はETC通勤割引適用)ので、9月中で最もコストがかかった遠征でした。

ここでは、300枚ほどの棚田に50万本もの彼岸花が咲いています。前に紹介した七ツ森古墳の20万本の彼岸花は迫力がありましたが、こちらは面積が広いのため、それほど派手さはありません。

また、農家の人々は稲刈りの真っ最中で、棚田の細くて急な農道を軽トラがひっきりなしに走り回っていました。わたしも多くのカメラマンと同じようにカメラと三脚を担いで、棚田を撮ってきました。

棚田全景を撮ろうと広角ズーム(17-35mm)を使用していましたが、空が曇りがちなので、しっくりきません。
ニコン用の標準ズームを持っていないので、殆ど50mmの単焦点レンズで撮影しました。

稲刈りの終わった田んぼに三脚立てると、構図を変えたり、ピント位置を調整したりと、時の経つのを忘れて、自分の世界に没頭しました。でも、背後で別のカメラマンが場所が空くのを待っている様なので、譲ってあげましたが...

ここまでのフィルムは、プロビア100F で、これ以降はベルビアです。

同じ場所でフィルムの撮り比べをすると、発色の違いは明らかですね。鮮やかなベルビアと渋めのプロビア。
ベルビアの緑の発色は捨てがたいですが、初秋の棚田風景の雰囲気に合うのはプロビアのほうかな ^^

うきは棚田の撮影を終えると、星野村の棚田を見に行きました。こちらも少しだけ写真があるので、後日紹介したいと思います。


Nikon F100 + Tamron SP AF 17-35mm, Planar 1.4/50
RDP3, RVP

つづら棚田