臼杵石仏(1) 2007.07.01

佐賀関で海の景色を満喫したあとは、臼杵に向かいました。
7月上旬から、古代蓮の花が見られると聞いていたのですが、少々早かったようで、蓮の花の蕾みがまだ少しだけ、という状態でした。折角なので、拝観料を払って臼杵の石仏の撮影に再挑戦しました。

前回の撮影では、ネガカラーフィルムと50mm単焦点レンズを使用しましたが、あまり納得できる写真が撮れませんでした。今回は手堅く、手慣れた機材を使いました。


1. 古園石仏

中尊の大日如来像は、切れ長の目に引き締まった口元が極めて端正で気品あふれる表情を作り、各方面から限りない絶賛を受けている。以前は、落ちた仏頭が仏体下の台座の上に安置され、長く人々に愛され続け、世界的にも有名であったが、保存の為の修復に合わせて仏頭も昔日の見事な姿に復居された。平安後期の作。
リーフレットより)


2. 山王山石仏

3体の石仏で、中尊には大きな如来座像をすえ、その左右には脇尊としての如来像を配す珍しい形式をとっている。邪気のない童顔が心をなごませてくれる。「隠れ地蔵」とも呼ばれ、故安井曽太郎画伯が絶賛した像である。平安後期の作。

( E-500 + ZD ED 50-200mm f/2.8-3.5; コントラスト強+WB調整 )

つづく。