今年最後の登山。

今年も残すところ、あと2週間です。

そこで、今年最後の山として、由布岳に登ることにしました。

狭霧台の展望台より。
写り込んだテニスコートやロッジが、風情に欠けます --;)

正面登山口の駐車場に車を停めます。
気温は6度くらい、結構暖かいです。

しかし天候も今ひとつだし、山頂にも殆ど残雪は見当たらず
景色も期待できそうにありません。

写真を撮ることは諦め、運動不足解消のためだ、と自分に言い聞かせ、
登り始めることにしました。

標高1100mまで、木立の中を歩いてきます。木の葉も落ちてしまってるので、曇り空でも意外と明るいです。

木立を抜け、笹原をジグザグに登っていきます。
天気が良ければ、くじゅう連山を見渡すことができますが、
今日はガスで霞んでおり、辛うじて湯布院の街並みが判別できる程度でした。

標高1500m辺り山頂に近づくと、急速に気温が低下してきました。
東峰を目指します。ガスが濃くなり、視界は殆どありません。

山頂付近の岩場には残雪もあり、僅かですが霧氷もあります。
あまり寒いので、簡単に食事を済ませ、すばやく写真を撮ります。

かわいい霧氷のアートワークをご覧ください。

風雪に耐える
樹氷の花咲く
岩陰にひそむイワカガミ
などなど。

寒さでシャッターを切る指が痺れるほどでした。

来た道を引き返して下山です。

最後に由布岳を振り返ると、頂上は雲の中でした。

牧草地の中、轍を辿って、駐車場まで戻ります。
小麦色になった草原は、実は、枯れた笹の野原です。牛の餌になるんでしょうか。。。