紅葉の三俣山

先週、少し早い紅葉を求めて
久住山の山頂を目指しましたが、
濃霧と強風に阻まれ、途中で断念してしまいました。

そこで今回、その借りを返すべく ?
三俣山の夜行登山を行いました。

長者原と牧ノ戸登山口の中間にある
大曲登山口からの出発です。
時刻は午前4時過ぎ、頭上にはオリオン座が輝いています。

ヘッドランプの明かりを頼りに、登山口から少し歩くうちに、
黄山道路に合流します。
スガモリ越えに到着したのが、午前5時過ぎです。
しばらくスガモリ小屋跡で休憩したのち、
三俣山に登り始めます。

見た目よりは楽な登りで、淡々と高度を稼いでいくうちに、
西峰に至りますが、日の出まで時間があるので、
坊がつるを見渡せる南峰を目指すことにします。

なんとか、日の出には間に合いました。

眼下に一面に雲海が広がる光景を期待したいのですが、
ご覧のように、坊がつるが丸見えです。ちょっと、がっかりかな。

南を向くと、くじゅう中岳が朝日に染まっています。

日の出の撮影が終えてから、朝食の準備に入ります。
カップヌードルSIOとおにぎり2個。
3分間待つあいだに、大船の向こう久住高原のやまなみを撮影。


(トリム加工あり)

空腹を満たしたのち、三俣山の本峰を目指して、暫らく歩きます。

大鍋の側壁が見えてきました。見事に紅葉しています!

本峰(1745m)から、望遠レンズで紅葉を切り取ってみました。

三俣山の爆裂火口跡である大鍋の底と、付随した小鍋です。
一つ前の写真の側壁の右手になります。

大鍋の尾根を切り取ってみました。
スケール感が分かりにくいですが、それぞれが一本の木と、大岩です。

風が結構強く吹いていたので、なかなか上手く取れませんでした(言い訳)。

そうこうするうちに、午前9時過ぎです。

来た道とほぼ同じコースで、写真と撮りながらゆっくりと下山しました。

最後に、本峰からの展望です。
(左に飯田高原、右が由布岳が見えます。)