2006-08-19 天狗ヶ城の夜明け (3) 霧の戯れ 山 8月13日。 日の出から暫くすると、朝日で朝露が蒸発し始めたのか、 周囲の山々がガスに包まれ始めた。 ガスに包まれる、くじゅう連山最高峰の中岳。 ブロッケンが現れるかもしれませんね、と山上で出会った人と話す。 待つこと数分、辺りにガスがたちこめて来た。 もしやと思い、後ろを振り返ると、薄っすらと自分の影が見た。 光りの環のようなものも微かに確認できた。 これを私たちは、プチ・ブロッケン現象と名づけた。 (上の写真は、トーンカーブを補正して虹の環を強調しています。)