阿蘇登山

今回は、ミヤマキリシマを目当てで、阿蘇山に登りました。

阿蘇山の火口までは、バイク・ツーリングで2,3回行ったことがありますが、
登山は初めてです。
今回は、砂千里の登山口から阿蘇の最高峰である高岳を目指すことにしました。

当日、大分を早朝出発して、7時前に外輪山の内側に降り、
阿蘇パノラマラインを通って、阿蘇山上のロープウェイ乗り場に到着。
この辺り一面、ミヤマキリシマは満開でピンクに染まっています。

ここから火口までの短い距離ですが、有料の阿蘇観光道路となっています。
8時30分の開門時刻まで1時間弱、ミヤマキリシマを鑑賞しました。

阿蘇山のミヤマキリシマ

あたり一面、ミヤマキリシマばかりで、どう写真に撮るか、戸惑うばかり。


阿蘇のミヤマキリシマ


阿蘇のミヤマキリシマ


有料道路の開門のアナウンスが聞こえたので、
車に戻り、早速、火口に向かう道路を進まました。
途中の砂千里のパーキングで車を停め、登山準備、
そして、9時過ぎに砂千里の登山口を発ちました。


砂の惑星


砂千里を迂回する登山コースをとおり、まずは中岳を目指します。
途中の岩場には、ミヤマキリシマが咲いていました。

岩場に咲くミヤマキリシマ



溶岩石がゴロゴロしている斜面を登り、標高を稼ぎます。
登山口から登ってきたルートが一望できます。

火の鳥の巣


中岳到着後、30分弱で高岳山頂に至ります。
山頂にはミヤマキリシマは殆ど咲いていないので、
もう少し先の天狗の舞台まで行き、そこで昼食をとりました。

ここからは、根子岳が良く見えます。
この山は、とても険しく、縦走できません。

根子岳



天狗の舞台の周辺には、ミヤマキリシマやイワカガミが咲いています。


ミヤマキリシマ



ヤマキリシマのつぼみが結構残っているので、8分咲きという感じでしょうか。

岩壁に咲く


この辺りのイワカガミは、白い花がさくものが多いようです。

阿蘇のイワカガミ



天狗の舞台の周辺で1時間ばかり過ごした後、来た道を戻ります。
中岳から下山途中、不思議な現象を目撃しました。

七色の光、その2

なんと、西の空に一文字の虹がかかっていました。
後で調べてみると、環水平アークという現象で、
上空の発生した氷の結晶により屈折した太陽光が
雲に映しだされているようです。

この後、砂千里の駐車場に戻り、車で高森町の温泉につかり、
帰路につきました。